本州自動車株式会社は、東京都を中心にタクシー業・ハイヤー業を展開する会社です。豊富な車両と地域密着のサービスでお客様に愛されています。タクシーは定額運賃プランで安心料金も提供し、ハイヤーは様々な用途で活用できます。社員には充実した設備があり、働きやすい環境を提供しています。本州自動車の特徴を詳しく紹介します。
タクシー・ハイヤー2つのサービスを展開
今回紹介する本州自動車株式会社は、東京都三鷹市に本社を置くタクシー業・ハイヤー業を生業とする会社です。
創業は昭和37年と古く、三鷹市・武蔵野市を中心に東京23区を地域密着で営業し、豊富な車両でお客様対応をしています。
タクシー事業
主な車両としては「トヨタ JPN TAXI」「トヨタ クラウンコンフォート」「日産 セドリック」「トヨタ アルファード」となっており、乗車人数は4名〜6名まで対応が可能です。
送迎地域についても三鷹市・武蔵野市以外にも23区内であればどこでも可能となっており、タクシーを呼びたい場合には、「配車サービスチェッカー・キャブ」「タクシーアプリS .RIDE」「本州自動車株式会社に直接連絡をとる」という3つの方法があります。
支払いについては各種クレジットカードや交通系電子マネーが利用でき、運賃については通常、距離性運賃を採用しています。
しかし、本州自動車株式会社のタクシーの特徴として定額運賃プランというサービスがあります。
これは、あらかじめ定められた運賃で成田空港や羽田空港、ディズニーリゾートへ送迎するサービスになります。
事前予約が必要で、その際にお名前、連絡先、希望の日時、出発地などを伝える必要はありますが、あらかじめ料金がわかっているので安心していられる事と、普段普通に利用するタクシーに比べて料金がお得というメリットがあります。
ハイヤー事業
主な車両としては「トヨタ レクサス LS」「トヨタ クラウン ロイヤルサルーン」「トヨタ クラウン マジェスタ」「トヨタ ハイエース ワゴングランドキャビン」となっており、乗車人数は4名〜9名まで対応が可能です。
このハイヤーの利用シーンとしては、「役員車・社用車として役員の方の送迎」「接待」「ロケバスとして映画やテレビ撮影などのスタッフの移動や機材などの運搬に利用」「冠婚葬祭時の移動手段として利用」などがあります。
時間帯の利用から定期的な利用まで対応しています。
男女更衣室や浴室あり!充実した設備
このようにさまざまなサービスで東京都を中心にお客様に愛されてきた本州自動車株式会社ですが、社員に対しても働きやすい環境を完備しています。
社内充実の設備
白を基調とした男子ロッカー室は非常に清潔感があります。従業員数150名もの大所帯であり多くの個人ロッカーを設けていますが、狭いロッカー室ではなく、制服に着替えるには十分なスペースがあります。
また、近年の働き方改革により女性の社会進出が加速していますが、タクシー業界においても同様といえます。
そのため本州自動車株式会社では、女性ドライバーの方が安心して仕事の準備を整えられるように専用の更衣室を用意しております。セキュリティーも万全で各部屋には電子施錠が付いており、他の方が部屋に入れないようになっています。
そのほか、タクシードライバーは長時間同じ体制で勤務するためかなりの肉体労働です。この一日の疲れを落とせるようにと広い浴室が完備されています。
浴室と同じく疲れを癒せる場として休憩室も完備されています。自動販売機なども設置されており、昼休みや仕事上がりに休憩室を利用して普段話す機会の少ないドライバーと休憩室で団欒することも可能です。
また、タクシードライバーにとって車両は商売道具であると同時に、ご自身と利用客の大事な命を守る乗り物です。
そのため本州自動車株式会社では社内に車両設備工場を完備しており、日々車両の整備をおこなえる環境があります。さらに広さの駐車場を完備しており、自家用車での出勤が可能となっています。
タクシードライバーになるまでのステップ
本州自動車株式会社は都内23区が管轄ということもあり、稼ぎやすい環境があり、先述した通り働きやすい充実した環境設備と働きやすい勤務体制が整っています。
ここからはご自身がタクシードライバーとして働けるまでのステップを研修期間、実践期間に分けてご説明いたします。
研修:2種免許取得
最短8日で取得できる免許ですが、費用に関しては本州自動車株式会社が全額負担してくれます。
研修:社内研修
最短で4日間の研修となります。本社の会議室にて法令、安全、接遇、地理について学びます。3日目に地理試験、法令・安全・接遇試験を受験します。
※以前はタクシー乗務員の取得要項として、東京都・大阪府・神奈川県で「2種免許取得、および地理試験への合格が必要である」となっていましたが、2024年2月29日付けで地理試験の廃止が決まりました。 (参考元:https://www.tokyo-tc.or.jp/driver/geography.html)
研修:チェッカーキャブ無線協同組合にて研修
チェッカーキャブ無線協同組合とは都内の中小タクシー会社で結成された組合になります。
自社での研修とは違い、接客マナーやトラブルの対処法、無線の活用方法などを学びます。
研修:運転者適正診断
1日で終了する適正診断です。主な内容はNASVA(自動車事故対策機構)にて適正診断を受診します。その後指導員より安全運転、事故防止などの指導及び助言がおこなわれます。
実践期間:社内研修
ここからは実際にお客様を乗せて運転するなど実践に近い研修を受けます。
研修期間同様に就業規則、法令関係、接客関係、車載機器の操作方法などを学びながら、指導員(先輩運転手)が同乗した状況で実際にお客様を乗せて業務を学びます。
実践期間:乗務開始
晴れてタクシードライバーとして独り立ちできます。
まとめ
タクシー業界の収入に関して年齢、性別による差はありません。しかし全国平均年収は決して高くはないです。ただし一部の大都市圏に限っては年収1000万円越えのタクシードライバーも存在します。この、稼ぐドライバーになるためには緻密な計算や分析は当然必要ですが、何より市場の大きさが必要です。本州自動車株式会社であれば東京23区が管轄エリアとなるためやり方次第では大金を稼ぐことも夢ではありません。
本州自動車株式会社の基本情報
企業名 | 本州自動車株式会社 |
住所 | 〒181-0013 東京都三鷹市下連雀5-1-31 |
電話番号 | 0422-44-6151 |